愛するということ　～エーリッヒ・フロム

読書

愛するということ作者: エーリッヒ・フロム,Erich Fromm,鈴木晶出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 1991/03/25 メディア: 単行本購入: 33人クリック: 227回この商品を含むブログ (105件) を見るあえてこれを読もうと思う人は、だいたいここに書い…

2014-02-23

細雪　～谷崎潤一郎

読書

細雪 (上) (新潮文庫) 作者: 谷崎潤一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1955/11/01 メディア: 文庫購入: 3人クリック: 26回この商品を含むブログ (100件) を見る好きなんだけど、好きなんだけどしかしこれは、小説なのか。いや、小説とはいったいなん…

2014-02-23

HHhH　～Laurent Binet

読書

HHhH 作者: Laurent Binet,Sam Taylor 出版社/メーカー: Vintage 発売日: 2013/01/03 メディア: ペーパーバック購入: 1人クリック: 6回この商品を含むブログ (2件) を見るナチスドイツの、Blonde beastと呼ばれた男、ハイドリッヒ暗殺事件を中心に、暗殺…

2014-02-23

午後の曳航　～三島由紀夫

読書

午後の曳航 (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1968/07/17 メディア: 文庫購入: 4人クリック: 21回この商品を含むブログ (58件) を見るあまりにも生々しくて、僕はどうしてもこれを物語として受け取ることができない。敢え…

2014-02-23

南相馬ちょこっと旅

つれづれ草

壊れた堤防の向こうに海を臨む。平穏な海の水平線。ということで、南相馬に行ってきました。あてはなく、とりあえず電車の通っている限界地まで。まあ、あまり書くべきことはないですが。風が強くて、とにかく寒かった。行こうと思い立って道すがら調べ…

2014-02-23

肴に満足して鼻歌交じりに帰る

美酒美食

思うのだが、ウニに磯の香りがするというのは、要は腐敗しているのではないか。違うのかな。いずれにせよ、まあそれも嫌いではないのだが、その店で食べたウニには、潮の香りどころか、微かに胡麻のような香ばしいような香りを感じた。ぶらっと入った店は、…

2014-02-21

福島の今

つれづれ草

この話を僕はとてもとても、ひとりの胸にしまっておくことができないので、どうか兎にも角にも読んでいただけるとありがたいです。 NPO「AAR」に所属して、大地震と津波に見舞われた福島県相馬市の、まさにそのときの救助活動から、今も現場で支援活動を続け…

2014-02-18

既読本を５０音で

つれづれ草読書

やっと埋まったので連ねてみる。概ねおすすめできるレベルの本が挙げられたと思います。記憶に浮かんでくるものだから、・印象に残った内容、あるいはタイトル・思い入れ・わりと最近読んだ本・持っている本って感じになった。あ阿呆列車（内田百け…

2014-02-18

包丁の音

つれづれ草

雪の夜に、友と杯を傾ける。料理人の包丁遣いがどうも気になった。ややしてから、気になるのは音のせいだ、と気付く。料理人が俎板の上で使う包丁の立てる音が、重い。重く低く、ただし澄んだ、歯切れの良い音をさせている。長い重い包丁、そして厚い木…

2014-02-11

世界一幸せな朝食

つれづれ草

ゆっくりと朝食を誂えること。こんなに幸せな時間はないものです。起き抜けに、まずはコーヒー。といったって、お湯を沸かすところから。ぼんやりと湯の沸くのを眺めて待つ。耳を傾ける。湯気が立つ。ぼんやりと熱いコーヒーを飲みながら、まずは煙草の一服…

2014-02-11

Remembrance　～アリステア・マクラウド

読書

Remembrance 作者: Alistair Macleod 出版社/メーカー: McClelland & Stewart 発売日: 2013/11/05 メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るこの短編小説一篇が読みたいがために、PCに電子書籍アプリケーションをインストールした。アリステア・マク…

2014-02-09

Never Let Me Go　カズオ・イシグロ

読書

Never Let Me Go 作者: Kazuo Ishiguro 出版社/メーカー: Faber & Faber 発売日: 2011/12 メディア: ペーパーバック購入: 1人クリック: 6回この商品を含むブログ (2件) を見る終始キャシーの視点、キャシーの内省で描かれているのに終始もったいぶってい…